ボールミルの基礎知識

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ボールミルに投入する原料とメディア量 ポットへの投入比率 一般的には、ポット容量に対し、 粉体原料: 約35%メディア: 約30%空  間: 約35% という比率がよいとされています。 つまり目安としては、ポット容積に対し約1/3ずつということになります。ただし、実際には粉砕する原料によって条件は変わってきます。 粉砕時間を短縮するためにボール量を増やしたり、逆に1バッチあたりの処理量を増やすために、原料投入量を増やしたりすることもあります。 原料によって最適な条件をつかむ必要がありますので、この数値はあくまでも初期の一般的な目安としてお考えください。 ボールミルによる粉砕条件 1 原料の仕込み量2 ボール(メディア)投入量3 粉砕時間 これを基準にして、粉砕しやすい原料であればさらに原料の投入量を増やすことも可能です。 逆に粉砕しにくい原料(時間がかかりすぎるなど)であれば、 原料の投入量を減らす ボールの投入量を増やす 処理時間を長くする などの条件変更を行ってみてください。 
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ボールミルで使用するメディア(ボール) ボールミルの粉砕には、メディアと呼ばれる硬質の粉砕用ボール(球石)が必要です。 メディアは、高アルミナを主成分とするアルミナボール、天然ケイ石、鉄芯入りナイロンボール、ジルコニアボールなどがよく使われており金属だとステンレスやスチールボールなどが一般的です。 ボールミルは、ボール(メディア)がポット(ドラム)の内面を削ったり、ボール同士がぶつかり合い磨耗することで、少なからずコンタミの発生は避けられません。 重いボールを使用したほうが粉砕力は高いですが、材質によっては金属でもやわらかく、磨耗が発生しやすいものもあるので、材質選定には注意が必要です。 基本的には、ポット材質と同じものを選定します。
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ボールミルのポット(ドラム)について ボールミルで使用するポット(粉砕容器)は、大きくわけるとセラミック系または金属系にわけることができます。 セラミックで一般的なのは、アルミナまたは磁性ポット、金属系だとステンレス (SUS304)かスチール製になります。 用途によっては、樹脂製でナイロン等で製作されたものを使用されるケースもあります。 生産用の大容量のドラムは、金属製になります。 原料によっては、金属のコンタミを嫌ったり、原料特性によって腐食などの影響がある場合には、接触面となるポットの内面に内張り(ライニング)加工が必要となる場合があります。 この素材には、アルミナレンガ、ゴム、ウレタン等が使用できます。 これらの機能の追加は、コスト面でかなり高額となったり、サイズによっては製造が困難な場合もあります。 ボールミルは構造のシンプルさにより、大容量にもスケールアップできる利点があります。 効率的な粉砕には、原料の増加に比例してボール数も増え、重量もかなり重くなります。 しかも、ポットの材質がセラミックの場合には、胴体強度から一定の肉厚...
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ボールミルポット内における原料の動き ポットが回転する際、ポット内ではボールと原料はある高さまで内壁について上昇してから崩れ落ちます。 この際にボールと原料がぶつかり合い、硬度の高いボールとボールの挟まれることで更に細かく粉砕されきす。 参考サイト ⇒ ボールミル<ウィキペディア>
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ボールミルとは? ボールミルとは、粉体・粉末原料の粒子ををさらに細かく砕く(粉砕)際に使用する、従来からある最もベーシックな粉砕機です。 実際の粉砕方法としては、粉砕したい粉体・粉末原料を、セラミックや金属などの硬質ボールと一緒に、ポット(ドラム)と呼ばれる円筒型の粉砕容器内に投入し密閉します。 ポットは、ボールミルの上にある2軸ローラーの間に平行に寝かせる形でセットされ、ローラーの駆動により自転方向に回転します。 回転するポット内では、ボール同士がぶつかり合うことで少しずつ原料をすりつぶし、より微細に粉砕されていくという仕組みです。 この2本のローラーは、軸間のピッチ変えることで径大きさの異なるポットを使用することができます。 ボールミルは、構造がシンプルで扱いやすく、スケールアップがしやすいというメリットがあり、また生産機として大型化も可能であることから、幅広い用途で粉砕機として使用されています。
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