粉砕機 ラインナップ

サンプル事例

自動排出ボールミル

試験研究・少量生産用

ポットインサート仕様

AXB-15/25(15/25L)

生産用

専用ドラム仕様

AXB-50(50/100L)

  • 乾式・湿式どちらにも対応
  • ドラム材質の選択も可能

生産用大型機

大容量仕様

AXB-200/300(200/300L)

  • ドラム材質の選択が可能

ポットミル・乳鉢ミル

乳鉢ミル

試験研究・少量生産用

卓上ボールミル

卓上サイズ粉砕機

BM-15L(15L)/BMC-15L(15L)

多連型ボールミル

複数ポット用粉砕機

  • 複数のポットで同時に粉砕
  • 防爆形など特殊仕様に対応

オプション

防爆仕様

  • 防爆機器で構成したボールミル
  • 防爆エリア内で操作可能な制御BOXも製作可能

冷却/加温
ジャケット仕様

  • ドラムジャケット付き
  • ドラム容量は50~300Lまで

アルミナライニング/
ナイロンドラム仕様

  • 金属コンタミを嫌う原料向け
  • ドラム容量は30~200Lまで

一般的な粉砕機と自動排出ボールミルの違い

粉砕機(ボールミル)とは

ボールミルとはメディアと呼ばれる硬質の粉砕用ボール(球石)を用いて、固形物や粉体・粉末などを細かい粒子に砕く機械のことです。(詳しくは ボールミルの基礎知識

なお、通常の粉砕作業では、

  • 原料+粉砕用ボールのポットへの投入
  • ポットの運搬+粉砕機への設置
  • 粉砕
  • 粉砕後のポットの取外し+運搬
  • 原料の取出し
  • ボールの分別等

と、上記のいくつかの工程により原料を粉砕します。

一般的なボールミル粉砕機

一般的な粉砕機(ボールミル)では、粉砕の工程以外を手作業で行います。
このため、大容量または複数回の粉砕が必要な生産現場では、重量や繰り返しの作業による身体への負担が生じることがあります。
また、原料の投入量に比例して増加するボールの分別は、手間がかかり作業時間を必要とします。

自動排出ボールミルの場合

自動排出ボールミル

自動排出ボールミルでは、以上の作業負担を軽減するため、粉砕後の原料を粉砕機から容器へ移すまでのいくつかの工程を自動で行うボールミルです。

自動排出ボールミルの作業フロー

投入
START

ドラムを上向きにし、原料とボールを投入します

Next
粉砕

ドラムを水平に戻し粉砕処理を行います

Next
メッシュ装着

粉砕後、ドラムを上向きにしメッシュを装着します

Next
容器装着

ドラムを真上に向け、受け容器を取付けます

Next
原料排出

ドラムを回転させながら前傾し、原料を排出します

Next
排出完了

ドラムを真下に向け排出完了ます

Next
排出完了

昇降台車にて受け容器のみ取り外します

Next

自動排出ボールミルの動作

自動排出ボールミルの動作 AXBシリーズ

自動排出ボールミルをおすすめする3つのポイント

1.原料替え時にポットの積み降ろしが不要

1.原料替え時にポットの積み降ろしが不要

  • 大部分の工程を自動化できるので、作業者の身体的負担を軽減できます。

 

2.粉砕原料だけを取り出し

  • 粉砕後のボール(メディア)分離作業が不要です。
  • 密閉容器内へ直接、粉砕原料だけを排出することで、粉塵の発生を防止し集塵作業からも開放されます。

 

3.洗浄作業の軽減

  • ポット内への原料残りが少なく、洗浄作業を軽減できます。

粉砕用途の実績例

  • 鉄鉱石
  • 銀+ニッケル粉
  • セラミック粉+バインダー
  • セラミックス+エタノール
  • 酸化チタン
  • 超硬粉末(WC, Co等)
  • 研磨材
  • 石炭スラリー
  • 溶剤(トルエン+シクロヘキサン)+ケイ素+樹脂粉末
  • 樹脂ペレット+溶剤
  • 火薬
  • 珪藻土類
  • 廃ガラス
  • クリンカアッシュ
  • ボンドアッシュ
  • 動物遺骨

どのような現場で混合機は活躍しているのか?

これまで製造した粉砕機の具体的な使用例や、仕様変更などを知りたい方は、納入事例・実績にてご覧いただけます。

ボールミルの基礎知識

ボールミル(粉砕機)とは、どのようなものか。5つの下記項目にて解説しております。

▶1. ボールミルとは?

▶2. ボールミルポット内における原料の動き

▶3. ボールミルのポット(ドラム)について

▶4. ボールミルで使用するメディア(ボール)

▶5. ボールミルに投入する原料とメディア量

 

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